アップル_2022年9月期

IT

※本サイトは企業活動に対してのサイト管理人の意見を発信する場であり、読者の方々に投資を勧めるものではございません。皆様の投資判断とその結果には責任を持ちませんので、ご理解ください。

更新日

2022年11月25日

分析対象会社

Apple Inc.(アップル)(アメリカ合衆国)

決算期間

2021年9月26日 – 2022年9月24日

決算URL

https://d18rn0p25nwr6d.cloudfront.net/CIK-0000320193/b4266e40-1de6-4a34-9dfb-8632b8bd57e0.pdf

本日はアップルを見ていきましょう。あのiPhoneで有名な会社です。とても身近なアップルがいくら儲けているかを知っている人は実は少ないはず。おまけにアメリカの会社なので決算資料も全て英語である為、言語的な壁もあります。ただ興味ある人は多いと思うので是非解説していきたいと思います。

企業概要

Apple Inc.(アップル)はiPhone、iPad、Macの3つを主製品として販売するアメリカのIT機器メーカーです。創業者はスティーブ•ジョブズです。創業時は、パソコンを開発し一躍有名になりました。その後はiPodの販売を経て、iPhoneを世界に販売しました。スマートフォン時代を作った会社と言っても過言はないはずです。その他にもAir Podsの製造販売や、金融事業をやったりもしています。

決算分析を行う前に

私がこの記事で意識している決算分析のポイントは、「利益の源泉」を見抜くことです。つまりどれだけの利益がどんな事業から生まれているのかを明らかにすることです。それを簡潔に読者の皆様に伝えることを目的としています。本当は掘り下げれば掘り下げるほど複雑な決算の姿が見えてくるのですが、それを行うと結局何で儲けているのか見えにくくなります。なので細かいところはあえてはぶき、「ズバリこれで儲けてます(もしくは損失出しています)」ということを簡潔に伝えることを意識しています。これが分かるようになるだけで、企業の決算分析はかなり的を得たものになるはずです。もちろん目的にもよりますが、投資目的であれ、就職転職目的であれ、自社の企業活動改善であれ、「利益の源泉」を見抜けなければ話は進みません。このサイトでは、その「利益の源泉」を誰が読んでもわかるように記事を書いています。その点を意識して是非続きをお読みになってください。余裕や興味のおありの方は、冒頭の決算URLから決算書(有価証券報告書)リンクを開いてご自身でも後ほど決算書を読んでみることをお勧めします。

決算のポイントと考察

注目する業績データは以下の表の通りです。全て通貨単位はドルなので注意してください!単位は(億ドル)です。円に換算すると為替レート変化によって金額が変わってしまうのですが、昨今の円高を反映させ、本記事では1ドル=140円としましょう。202209期が今回対象とする決算期間であり、202109期はその前年度です。売上高の下2つの項目は、売上の大きな内訳です。製品由来の売上高とサービス由来の売上高を表しています。

202209期202109期
売上高39403650
その内、製品由来の売上31602970
その内、サービス由来の売上780680
純利益990940
純利益率2525
分析対象決算資料より抜粋。単位は(億ドル)、10億ドル未満は切り捨て。純利益率は単位は%、小数点以下は切り捨て。

まず驚きは、その圧倒的純利益額の高さ。990億ドルは1ドル=140円で換算すると、13兆8600円です。はい、小国の国家予算レベルです。純利益率も25%を2年連続で維持しています。日本の企業に比較するとかなり高い水準です。一点注意は税率は国によって変わるので、税引後の純利益額を日米で単純比較しないように注意してください。本サイトはあくまで純利益にこだわるので純利益を出していますが、税引前利益で比較すると異なる国の決算比較に便利です。

また、私が常々実感していることですが、IT産業である為、コロナ経済の影響を大きく受けていないことが分かります。実際、二つの年度間でも大きな売上、利益の変化が見られないことがその証拠です。むしろリモートワークが盛んになり、IT産業は恩恵を受けている部分もあります。

売上の内訳を見ると、製品由来の売上が圧倒していることがわかります。以下の表は、2022年09月期のセグメント(事業分野)別売上高です。iPhoneだけで約2050億ドルを計上しています。これは全体売上の約52%を占めます。日本円では、約28兆7000億円の売上です。はい国ですね。もうやべーっす。アップルの一番の利益の源泉は、iPhoneであると断定できます。

項目
iPhone2050
Mac400
iPad290
ウェアラブル端末、アクセサリー410
サービス780
単位は(億ドル)。10億円未満は切り捨て。

まとめ

アップルは予想通りiPhoneで儲けている会社ということがわかりました。私の予想を超えて、iPhone単独の売上が大きいなというのが実感です。スマホ時代を作り、それを今もなお牽引している証拠ですね。

利益の源泉

iPhone

学び

時代を作り、牽引することで高い利益を出すことができる。

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