高田工業所_2022年3月期

製造業

※本サイトは企業活動に対してのサイト管理人の意見を発信する場です。皆様の投資判断とその結果には責任を持ちませんので、ご理解ください。

はじめに

更新日

2022年11月28日

分析対象企業

株式会社高田工業所

決算期間

2021年4月1日 – 2022年3月31日

決算URL

https://www.takada.co.jp/ir/files/yuka_shoken/75-4.pdf

企業URL

産業プラントエンジニアリングのパイオニア | 株式会社 高田工業所
1940年創業の産業プラントエンジニアリングのパイオニア「株式会社 高田工業所」。「お客さまの屈強なパートナーになること」 をモットーに、安全と品質管理を徹底し、製鉄から、石油・化学、電気・計装、原子力・電力、エレクトロニクス分野まで、幅広く事業展開。国内外の産業界において高く評価されています。

その他参考資料

企業概要

高田工業所はプラント建設を行う企業です。製鉄や化学など様々な産業のプラントの製作、建設、メンテナンスを行なっています。我々が日常触れる様々なものは工場で出来上がるわけですが更にその材料を作る工場(プラント)もあります。材料の工場と聞くと生活から離れすぎて少しわかりにくいかもしれませんが、プラントがなければ材料もないわけで、それは大切な機能であると言えます。

高田工業所は単一セグメント(事業分野)の会社であり、プラント事業に特化している企業です。主要な顧客として日本製鉄がいます。

決算分析を行う前に

私がこの記事で意識している決算分析のポイントは、「利益の源泉」を見抜くことです。つまりどれだけの利益どんな事業から生まれているのかを明らかにすることです。それを簡潔に読者の皆様に伝えることを目的としています。本当は掘り下げれば掘り下げるほど複雑な決算の姿が見えてくるのですが、それを行うと結局何で儲けているのか見えにくくなります。なので細かいところはあえてはぶき、「ズバリこれで儲けてます(もしくは損失出しています)」ということを簡潔に伝えることを意識しています。これが分かるようになるだけで、企業の決算分析はかなり的を得たものになるはずです。もちろん目的にもよりますが、投資目的であれ、就職転職目的であれ、自社の企業活動改善であれ、「利益の源泉」を見抜けなければ話は進みません。このサイトでは、その「利益の源泉」を誰が読んでもわかるように記事を書いています。その点を意識して是非続きをお読みになってください。余裕や興味のおありの方は、冒頭の決算URLから決算書(有価証券報告書)リンクを開いてご自身でも後ほど決算書を読んでみることをお勧めします。

決算のポイントと考察

着目業績データ

主要損益データ

2022年3月期
完成工事高472億4300
完成工事総利益43億6000
営業利益12億
経常利益12億6200
税引前純利益12億3300
純利益7億7100
純利益率1
分析対象決算資料より抜粋。単位は(万円)、百万円未満は切り捨て。純利益率は単位は%、小数点以下は切り捨て、独自に算出。参照元データの数値の末端数値を切り捨てている為、合計額にズレが生じる可能性があります。

海外売上比率

2022年3月期日本アジア合計アジア売上比率
金額425億330047億1000472億43009
分析対象決算資料より抜粋。単位は(万円)、百万円未満は切り捨て。アジア売上率は単位は%、小数点以下は切り捨て。参照元データの数値の末端数値を切り捨てている為、合計額にズレが生じる可能性があります。海外売上比率は海外売上を合計金額で割り独自に算出。

完成工事高の内訳

分析対象決算資料より抜粋。

利益の源泉の特定

2022年3月期国内完成工事高の内訳

完成工事高(国内+海外)工事区分国内国内完成工事高に占める割合
410製鉄プラント10025
化学プラント18045
分析対象決算資料より抜粋。単位は(億円)、10億円未満は切り捨て。「国内完成工事高に占める割合」は単位は%、小数点以下は切り捨て、独自算出。

掲載した、完成工事高の内訳を元に、上記の表を作成しました。高田工業所は単一セグメント(事業分野)での管理である為、プラント事業の工事区分を元に何が主要な売上を構成しているかを明らかにしました。完成工事高は分かりやすく売上高として解釈するとわかりやすいです。

上記表の通り、製鉄プラントと化学プラントの国内の完成工事高だけで、完成工事高(国内+海外)の約70%を占めています。つまり、高田工業所日本国内製鉄プラント化学プラントに強みを持ち、儲けている会社と言えます。

しかし、純利益率1%台なのは低いですね。

まとめ(分析対象年度のみ)

純利益(分析対象年度)

約7億7100万円

純利益率(分析対象年度)

約1% 

利益の源泉(分析対象年度)

日本国内の製鉄プラントと化学プラントの工事

利益の源泉の企業利潤への影響力(定量)(分析対象年度)

全体完成工事高の内、約70%を占める。

本決算からの学び

企業の売上や利益はいくつかの事業に偏る傾向がある。

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