良品計画_2022年8月期

小売

※本サイトは企業活動に対してのサイト管理人の意見を発信する場です。皆様の判断とその結果に対しては責任を持ちませんのでご理解ください。

はじめに

更新日

2022年12月4日

分析対象企業

良品計画株式会社

決算期間

2021年9月1日 – 2022年8月31日

決算URL

https://ssl4.eir-parts.net/doc/7453/yuho_pdf/S100POA3/00.pdf

企業URL

株式会社良品計画
株式会社良品計画の企業情報、IR情報、ニュースリリース、採用情報などお知らせしています。

その他参考資料

企業概要

企業理念

「人と自然とモノの望ましい関係と心豊かな人間社会」を考えた商品、サービス、店舗、活動を通じて「感じ良い暮らしと社会」の実現に貢献する。

企業概要

良品計画は無印良品を展開する企業です。日本全国で小売店舗を展開し、自社ブランド「無印良品」の商品を販売しています。現在は海外にも事業展開しています。自社商品の企画、流通、直営店での小売販売までを一貫して行うビジネスモデルです。

対象会社の状況(提出会社の状況)

従業員数(名)2,527(7,433)
平均年齢(歳)38.27
平均勤続年数(年)8.52
平均年間給与(円)5,929,868
従業員数の()内の数値は、臨時雇用者数を外数で記載。提出会社の情報である為、関係会社の状況は含みません。2022年8月31日現在。

本サイトの活用方法

皆様に少しでも年収を上げる可能性を提供するために、企業の儲け(純利益、純利益率)とその源泉(「利益の源泉」と本サイトでは言っています)を伝えています。年収を上げるには高い給与を支払う余力のある企業で働く必要があります。儲けの少ない企業はあなたに高い年収を支払う余力はありません。たとえあなたが活躍しても余力が無いので年収アップができないのです。

本サイトでは、以下の戦略を提案しています。儲かっている企業の利益の源泉にどう貢献するかを考えることがポイントです。企業にはそれぞれ儲かる事業があります。利益の源泉となる事業への貢献をすることで年収アップの可能性が上がります

余裕や興味のおありの方は、冒頭の決算URLから決算書(有価証券報告書)リンクを開いてご自身でも後ほど決算書を読んでみることをお勧めします。更に余裕のある方は、企業URLより企業の具体的な事業説明もご覧になってみてください。本サイトで利益の正体を特定した後に目を通すと、見えてくるものが変わるはずですよ。

決算分析の基本知識

純利益

純利益とは各種費用を売上から引き、最後に税金を引いた利益を指します。この純利益は、会社の貯金となり、また株主に配当金を支払う原資です。分かりやすく言えば、全ての支払いをして最後に残った企業のお金です。純利益が出ず、純損失となった場合がいわゆる赤字です。貯金を残せないということは、新しい事業への投資や社員への給与アップの為の資金が不足、お金を借りる際の信用の不足などに繋がります。

純利益率

売上に対する純利益の割合です。純利益を売上で割ることで算出します。どれだけ効率よく純利益を生み出しているかを明らかにします。純利益率が低いということは、売上に対して支払う費用(及び)が高いということです。

セグメント

事業分野のこと。上場企業(株式を証券市場に公開している企業)は、企業規模が比較的大きい為、自社の売上は複数の事業分野から計上されることが多いです。その為、決算資料内にはセグメント別の売上高や営業利益が記載されることが多いです。全体の売上高(もしくは各種利益)とセグメントのものを比較することで具体的にどの事業で利益を生み出しているかを明らかにする為に本サイトでは利用することが多いです。

対象決算のポイントと考察(分析結果)

着目業績データ

主要損益データ(連結)

2022年8月期(億円)
売上高4960
売上総利益2340
営業利益320
経常利益370
税引前利益330
純利益240
純利益率(%)4
分析対象決算資料より抜粋。単位は(億円)、10億円未満は切り捨て。純利益率は単位は%、小数点以下は切り捨て、独自に算出。末端数値を切り捨てている為、合計額にズレが生じる可能性があります。

セグメント利益(連結)

2022年8月期セグメント利益(億円)全体営業利益に占める割合(%)
国内15046
東アジア22068
東南アジア・
オセアニア事
206
欧米10億円未満(損失)
分析対象決算資料より抜粋。単位は(億円)、10億円未満は切り捨て。「全体営業利益に占める割合」は単位は%、小数点以下は切り捨て、独自算出。末端数値を切り捨てている為、合計にズレが生じる可能性があります。調整額を記載していない為、詳細は決算書をご覧ください。

地域別売上高(連結)

2022年8月期売上高(億円)全体売上高に占める割合(%)
日本308062
欧州1603
アジア・オセアニア161032
北米1002
分析対象決算資料より抜粋。単位は(億円)、10億円未満は切り捨て。「全体売上高に占める割合」は単位は%、小数点以下は切り捨て、独自算出。末端数値を切り捨てている為、合計にズレが生じる可能性があります。

利益の源泉の特定

セグメント利益を見ると、東アジア事業が全体営業利益の約68%を占めています。尚、調整額の控除を行わず算出した利益率の内訳ですので、詳細は決算書をご覧ください。

全体売上の約62%は日本にて計上されています。

以上のことから、主な利益の源泉は東アジアと言えます。日本は売上高の大半を占めていますが、利益の源泉は東アジアにあると考えると面白いですね。

まとめ(分析対象年度のみ)

平均年収(提出会社の状況より)

5,929,868円

※提出会社の情報のみです。関係会社については含みませんので、ご注意ください。

純利益

240億円

純利益率

4%

利益の源泉(定性)

東アジア事業

利益の源泉の企業利潤への影響力(定量)

セグメント利益

68%(東アジア事業)

地域別売上高

62%(日本)

総合評価と考察

定量評価

評価点
純利益2
純利益率2
合計4
1〜3点で評価。1が悪く、3が良い評価。最大合計6点、最小合計2点。

定性評価

純利益が小売としては高く出ている点が評価できます。ただ、純益率が5%を切っているので改善できればと思います。

年収アップの余地

年収アップの余地

あり

評価理由

小売業界としては年収も高く、純利益も高いので年収アップの余地があると判断しました。一点気になるのは、純利益率が5%を切ってしまっているところ。今後、事業拡大とともにジリ貧になっていかないかが心配です。

もしも私がこの企業で働くなら

小売業ですが、自社ブランド商品の企画・調達・流通・販売までを一貫して行なっている為、入り込む切り口としての職業は多岐に渡ります。私なら、東アジアでの利益が大きいので、中国語や英語を習得した上で、現地のマーケティングに関わるポジションを探します。利益が高く出る地域にてマーケティングを行うことでより効率良く利益を生み出せる可能性があり、それが自身の年収に繋がると考えるからです。しかし、マーケティングを行う上で自社のことを知らねば何もできないと思うので、まずは店舗配属を希望し店舗業務を習得することを目指します。

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