※本サイトは企業活動に対してのサイト管理人の意見を発信する場です。皆様の判断とその結果に対しては責任を持ちませんのでご理解ください。
はじめに
分析対象企業
株式会社電通グループ
決算期間
2021年1月1日 – 2021年12月31日
決算URL
https://ssl4.eir-parts.net/doc/4324/yuho_pdf/S100NRHV/00.pdf
企業URL

その他参考資料
企業概要
電通グループは、グループに電通を抱える持株会社です。電通は広告代理店であり、日本における広告産業を牽引する存在です。身近なところだと、テレビCMの手配を行なっています。CMを流したい企業とテレビ局を繋ぐサービスを展開しています。また東京オリンピックの運営にも関わっていたので、ニュースで聞いたことがある人も多いと思います。詳しくは企業URLをご覧ください。
対象会社の状況(提出会社の状況)
従業員数(名) | 181 |
平均年齢(歳) | 45.7 |
平均勤続年数(年) | 16.9 |
平均年間給与(円) | 12,950,498 |
※電通グループは持株会社です。また、連結子会社の状況は含みません。ご注意ください。
本サイトの活用方法
皆様に少しでも年収を上げる可能性を提供するために、企業の儲け(純利益、純利益率)とその源泉(「利益の源泉」と本サイトでは言っています)を伝えています。年収を上げるには高い給与を支払う余力のある企業で働く必要があります。儲けの少ない企業はあなたに高い年収を支払う余力はありません。たとえあなたが活躍しても余力が無いので年収アップができないのです。

本サイトでは、以下の戦略を提案しています。儲かっている企業の利益の源泉にどう貢献するかを考えることがポイントです。企業にはそれぞれ儲かる事業があります。利益の源泉となる事業への貢献をすることで年収アップの可能性が上がります。

余裕や興味のおありの方は、冒頭の決算URLから決算書(有価証券報告書)リンクを開いてご自身でも後ほど決算書を読んでみることをお勧めします。更に余裕のある方は、企業URLより企業の具体的な事業説明もご覧になってみてください。本サイトで利益の正体を特定した後に目を通すと、見えてくるものが変わるはずですよ。
決算分析の基本知識
純利益
純利益とは各種費用を売上から引き、最後に税金を引いた利益を指します。この純利益は、会社の貯金となり、また株主に配当金を支払う原資です。分かりやすく言えば、全ての支払いをして最後に残った企業のお金です。純利益が出ず、純損失となった場合がいわゆる赤字です。貯金を残せないということは、新しい事業への投資や社員への給与アップの為の資金が不足、お金を借りる際の信用の不足などに繋がります。

純利益率
売上に対する純利益の割合です。純利益を売上で割ることで算出します。どれだけ効率よく純利益を生み出しているかを明らかにします。純利益率が低いということは、売上に対して支払う費用(及び)が高いということです。

セグメント
事業分野のこと。上場企業(株式を証券市場に公開している企業)は、企業規模が比較的大きい為、自社の売上は複数の事業分野から計上されることが多いです。その為、決算資料内にはセグメント別の売上高や営業利益が記載されることが多いです。全体の売上高(もしくは各種利益)とセグメントのものを比較することで具体的にどの事業で利益を生み出しているかを明らかにする為に本サイトでは利用することが多いです。

対象決算のポイントと考察(分析結果)
着目業績データ
主要損益データ(連結)
2021年12月期(億円) | |
収益 | 1兆850 |
売上総利益 | 9760 |
営業利益 | 2410 |
経常利益 | ー |
税引前利益 | 2080 |
純利益 | 1140 |
純利益率(%) | 10 |
セグメント利益(連結)
2021年12月期 | セグメント利益(億円) | 調整後営業利益合計に占める割合(%) |
国内事業 | 950 | 51 |
海外事業 | 880 | 47 |
調整後営業利益 (合計) | 1840 | ー |
利益の源泉の特定
電通グループは主に広告事業によってその収益が構成されているため、セグメントは国内と海外での区分になります。セグメント利益の構成を見ると、国内と海外はほぼ半分です。
以上のことから、電通グループの利益の源泉は広告事業であり、国内、海外からほぼ同じ割合で利益を計上していることが分かります。
まとめ(分析対象年度のみ)
平均年収(提出会社の状況より)
12,950,498円
※提出会社の情報のみです。連結会社については含みませんので、ご注意ください。
純利益
1140億円
純利益率
10%
利益の源泉(定性)
広告事業
利益の源泉の企業利潤への影響力(定量)
セグメント利益
ほぼ全て(広告事業)
総合評価と考察
定量評価
評価点 | |
純利益 | 3 |
純利益率 | 3 |
合計 | 6 |
定性評価
利益体質と言えます。
年収アップの余地
年収アップの余地
あり
評価理由
利益体質であるから。
もしも私がこの企業で働くなら
広告が事業の主体である為、広告に関わる仕事をします。また海外の利益の割合も高いので英語を身につける努力をします。
人生を変えるために
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決算ジョブでは利益の源泉を伝えている。つまりその企業はどうやって儲けているのかということ。その情報を元にして、読者の方々がどうやったらその企業をもっと儲けさせられるかを考えられるようになったら嬉しい。
— 決算ジョブ (@checkcorpsss) November 30, 2022
企業も人も得意を伸ばせだと思ってます。年収アップのきっかけになりたい。